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 群馬県高崎市の理容室 Camelの日記です。


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本流フライフィッシングを始めたい方へ

ここ1~2年、何人もの方々から本流でツーハンドを始めたいけどどうすればイイ?と聞かれます。
その多くはルアーをやられている方々。

道具だても分からなければ、仕掛け(システム)もサッパリ分からない。本にも出てないし、ネットで調べても全然分からない。
本流ツーハンドの釣りが敷居の高い理由の一つでしょう。
近くにやってる人がいればイイけど、一人でやりたいと思っても情報が意外とないものらしいです。

なので今回はいつものマニアックな路線とは真逆で、ド初心者にも分かるように解説していきたいと思います。
もし初心者の方や興味ある方で分からないことがあれば気軽にコメントください!

まずは道具。ロッドから。
本流で使うならば最初の一本の長さは12ft~13ft。
番手は#5/6~#6/7。
釣り自体はもうちょい下の番手でもイイけれど、キャスティングを覚える意味でもオススメはその番手辺り。
ちなみにロッドメーカーによって単番手指定(#6)だったり複合番手指定(#5/6)だったりしますが、#5~7の範囲内だったら問題無いでしょう。
個人的に本流でオススメなのは12ftの#5/6辺りかな。
もし湖をメインで考えてるならば13ft~14ftで#6/7~7/8でしょう。


次にライン。
初心者にとってここが一番の難関で、よく聞かれるところです。

まずはシステムの説明としてリールの根元から順番に…

・バッキングライン
要は下巻きです。専用のものもありますが、私は色々です。ナイロンの12号とかを巻いてるリールもありますが、メインで仕様してるリールには太いPEが巻いてあります(万が一凄い魚にラインを出しきられた時のため)。

・ランニングライン
基本的に素材が二種類あります。ナイロンとフライラインタイプのもの。個人的には滑りもよくて安価で交換しやすいナイロンの30lbを基準にして使ってます。

・フライライン(ヘッド)
中にはランニングラインと一体型のヘッドもあります。しかし現在市販の多くはランニングラインとヘッドが別々です。
シンクティップの場合はヘッドの先にティップを着けます。
ちなみにキャストする時はヘッドをロッドティップから50cm~1mほど出してキャストします。

・リーダー&ティペット
個人的にはシンクティップシステムの時にはティップの先端に2号のフロロを1m位付けてフライを結ぶだけ。
それ以外のヘッドの場合はフロロの9ftで1xリーダーの前後をそれぞれ30cm位カットして先端に2号ティペットを1m足してフライ。

と、システム的にはこんな感じ。


フライの場合はロッドに合わせたラインが必要です。
必ず選んだロッドに合う重量のラインを買いましょう。大概はロッドに表示してあったりHPなんかにも書いてあります。親切なメーカーはオススメラインまで書いてあります。もし分からなければロッドメーカーに問い合わせてでも調べるべきです!
合わないとキャスティングが上手くいかないばかりか、最悪ロッド破損の恐れもあります。

そして必ずロッドのジョイント(繋ぎ目)部分にはビニールテープを巻きましょう。スペイをすると弛みが生じてロッドが抜けます。抜ける際にフェルールが折れたりするのを防ぐために必ずテープを巻きましょう。
オススメは日本電気化学工業の黒いビニールテープ。元々は車のハーネスをまとめたりする用です。

最初の一本のラインですが、個人的オススメはシンクティップ。
初心者はそもそもシンクティップって??? ですよね。
シンクティップとはフローティングボディに先端3m位が沈むようになってるラインのこと。
現在本流用のシンクティップのほとんどはチェンジャブルと言って先端が様々なシンクレートのティップに交換出来るようになってます。
ティップのシンクレートもインターミディエイト、type3、type6辺りを用意しておけば何処へ行っても大概は釣りになるので、他のシステムと比較しても多少は安く済みます。
ただ釣りではそれほど出番が多くないかもしれませんが、キャスティング練習用にフローティングのティップは持ってたほうがイイです。

シンクティップでオススメなのはOPSTのコマンドヘッド。ティップはRIOの10ft辺りかな。


シンクティップ以外では個人的にメインで使ってるフルシンクのヘッド。
こちらはある程度キャスティングが出来てからがイイかと思います。釣りの最中もライン全体が沈んで見えないので、イメージしにくいです。ただやり込んでくると楽しいのはフルシンク。
オススメは3Mのアトランティックサーモンショート。


もう一つ、ランニングラインから全て一体型のフルフローティング。
本来これが一番基本のラインで、初心者にこそこういうラインから入って練習してもらいたいライン。釣りで使う機会は少ないですが、お金に多少余裕があるならば是非とも買ってもらいたいライン!
ちゃんとしたスペイを覚えるにはこういうラインで練習しなくては絶対に身に付きません!
特にルアーをやられていた方からすると練習のためにラインを買うなんて馬鹿馬鹿しいと思われると思います。しかしキャスティングが難しいのがフライフィッシング。練習のためにラインを買うのをためらってはいけません。釣りをしないでキャスティングだけしてる人もいるくらい深いんです。
上手いキャスターが皆良く釣るワケではありませんが、良く釣る人はキャスティングが上手いのも事実です。
気軽に釣りが出来る為にシンクティップから入るのが現在の主流かと思いますますが、必ずやキャスティングの壁にぶち当たります。
そんな時は是非ともこの類いのラインを買って練習してみてください。
オススメはバリスティックのベクター等々。

リールですが、ドラグ形式がディスクとクリックと二種類あります。
ぶっちゃけどっちでもイイんです。完全好みです。
ただ本流だと不意の大物の可能性があります。有利なのはディスクですが対応出来るのであればクリックでも大丈夫でしょう。
難しいのがサイズ。
リールメーカーでも例えば6/7と表示してあっても各社ごとに違いもあります。実際ロッドと合わせて見るのが一番です。
ちなみに自分の場合、13ft#6/7の竿にはハーディーのパーフェクト3-7/8インチ。12ft#5/6にはパーフェクト3-1/2インチ という感じです。ちなみにハーディーのインチはリール外径ではなく、スプールの外径です。やってる人でも意外と知らない人の多いネタですよ。


さて、道具が揃ったら今度はキャスティング。
こればかりは独学では限界があります。YouTubeも非常に参考になりますが、全てが正しいとも言い切れないのが事実(笑)。
オススメなのはKⅡの川上さんがupしてる動画は様々なバリエーションのキャストが見やすく映ってるので参考になると思います。
もし回りに誰も教えてくれる人がいないのであれば、自分のキャスティングをビデオ撮影してYouTube動画と比べながら修正していくのが非常に大変ですが、練習にはなるかと…。

しかし出来れば最初は誰かに教わったほうがイイです。
周囲にやってる人がいなければ、上記の川上さんもスクールとかをやられています。自分も知り合いに頼まれてキャスティングを見ることもあります。
2~3年やってる人でもキャスティングには悩みを抱えてる方も多いので、決して簡単ではありません。かなりの難しいところですが、これも本流フライフィッシングの醍醐味ですので焦らず楽しみましょう!

と、とりあえず本流フライフィッシングを始めるにあたっての取っ掛かりの部分を書いてみました。
もう今さら初心者目線では書けないので(笑)、ツボを押さえた内容にはなってないかもしれませんが、少しでも本流フライフィッシングをやりたい方や興味がある方の参考になればと思います。

疑問点があればコメントでも受付ますので、お気軽にご質問ください!


※追記(2020-5/20)
上記の記事中で三種類のラインシステムが登場します。
簡単な説明ですが付け加えます。
①フルライン
②フルシンクシューティングヘッド
③シンクティップ
本流フライフィッシングを始めたい方へ_c0157482_09143256.jpg
図の3本、左半分の細い部分をランニングラインと言います。
真ん中の太い部分をヘッドと言います。
これはWF(ウェイトフォワード)と呼ばれるフライラインの種類で、全システムに共通な呼び名。
ちなみに全く別のものでDT(ダブルテーパー)ってのがあります。参考までに。

①のフルラインはランニングラインとヘッドが一体となった物。図をよく見てみると境目が切れてないです。なので全てが皆さんがよくイメージするフライラインの素材です。
②・③はランニングラインとヘッド部分が別々となった物。
こちらは図を見ると境目に線が入ってます。
ランニングラインはモノフィラのナイロンが主流。ヘッドはフルラインと同じフライラインらしい素材。

何度も言いますが、初心者にオススメは絶対シンクティップですが、問題はロッドとライン重量のバランス。
各メーカーでそのバランス感覚は統一されていません!
なので、必ずロッドメーカーに確認して適切な重量のラインを購入するようにしてくださいね。


この記事のその2がこちらにありますのでご参考ください。

by camelhd | 2019-08-14 10:08 | 釣りネタ