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 群馬県高崎市の理容室 Camelの日記です。


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ウェットのフッキング

一か月以上前に書いておいた記事なんですが、最近は毎週月曜日の天候不良や夏休みってこともあり釣りも行けず特にネタもないんでようやくup(笑)

いつか書いてみたいと思ってた内容です。


それは・・・



『フッキング』




ウェットフライマンにしたらこれってぶっちゃけ壮大な永遠のテーマです。

色々なフッキングの手法に賛否両論あるのは知ってます。それを知った上であえて自分なりの経験から覚えたフッキングを書いてみようかと。
(注)あくまでオレ個人の手法であり万人向けではないかもしれません。そこんとこを重々承知の上でお読みください。



まず最初に・・・。
なんで近年の雑誌やDVDでフッキングについて言及しているものがないのか不思議でした。あったとしてもほんのチョロっとです。
賛否両論あるのをご存じだからこそ避けているんでしょうか?

書いちゃいけない不文律があるのかどうか知らないけれど、今回書く内容は今のところ個人的には絶対的自信があるからこそ書きました。
色々な手法があるとは思いますし、どれが100%正解とは言えないのもこの課題(だからこそ永遠のテーマなんでしょうけど)。
しかし今回のは間違いなく正解の一つの手法。しかも高確率でフッキング出来る方法と思ってますので、「それ違うべよ!」って言われても気にしません。
むしろ新たな扉が開けるので自分とは違った手法でフッキング率がいい方法があるなら、勉強のためにもどんな感じなのか知りたいと思います。



フッキングの方法を色々と探ってみると、よく耳にするのが『何もしない』って答え。
海外のスチールヘッドやアトランティックサーモンなんかはそもそも『フッキング』って動作自体がないってくらいに何もしないってのも聞いたことがあります。アワセると狂ったように暴れられちゃうからアワセないってのも聞きますね。魚の大きさで勝手にフッキングするのかもしれませんしそちらの経験は全くないので分かりません。
でも聞いた話じゃ、海外でも決して『何もしない』ってだけじゃなく色んなフッキング方法があるようです。

昔はオレもそれに従ってアタっても何もしないで放っておくことが最良なのかと信じてました。

ところが何もしないでおくと『ゴンゴン! ゴゴン!  し~ん・・・・・』 ってのが結構あるんです。
他にも『ゴンゴゴン! ギギギ~~~~~~~~~  し~ん・・・』とか。

「あんなに派手に長い時間アタってフッキングしないの?」 「あんだけ持っていったのに掛かんないの?」 ってショックを受けたことは数え切れません。きっとこれを読んでるほとんどの方が経験済みでしょう。

「何もしないで口を離されるなら、何かしてみよう!」 って思ったのが試行錯誤の始まり。



まず初めは最初の『コン!』で即アワセをしてみるように。
まぁ乗りません(笑)
しかしこれでもたま~にのる時がありました。
それはナチュラルに流している時オンリー。たぶん自然に流れてきたから違和感なく自然に銜えたとかじゃなく、単純にフライ~ラインの形がいいからなのだと思います。
それでも今現在のフッキング方法と比較したらかなりの低確率でした。
ちなみに最近ナチュラルに流すのはフローティングラインでたま~にやるくらいです。
理由?普通にスイングさせたほうがよく釣れるから。



で、次に試したのが強いアタリを感じた時のみアワセる。
『コン・・ココン・・・ゴゴン!』 と最初のココンっていう弱いアタリを我慢して、後半のゴゴンっていう強いアタリを感じた時に『グイ』っとアワセを入れる。
これによって若干フッキング率がupしましたが、「あんだけ強くアタったのにフッキング出来ないの?」 ってことも沢山ありました。


その間、細かな手法を色々試しましたが最終的に行き着いたのが・・・
《魚が持っていくまで待って、持っていったらしっかり大きくゆっくりアワセる》ってことでした。
これにしてからずいぶんフッキング率もup。(それでも今の半分位の確率かな?)
待つのも大事だしアワセるのも大事なんだと実感できるようになっていました。
ちなみにアワセ方はバスフィッシングでいうところの《スィープ》。
ロッドのバットを使いゆっくり大きく掃くようにって感じですかね?


しかし問題は魚が持っていく時です!
魚が40cmもあればリールからラインを引き出しますよね。
「ゴン、グググ~~~!」っとアタって持っていかれる時、ドラグを引き出されちゃうとフッキング率大幅ダウンでした。
ウェット用のロッドなんてどれも長くて柔らかいじゃないですか?そのロッドの柔軟性を生かすためにもラインは出さない方がいいんじゃないか?ロッドにフッキングを任せてもいいんじゃないか?って思ったのがきっかけ。
(今もオレがウェット用ロッドにフッキング性能を求めるのはこのため。)

で、アタった時にラインはギッチリ握ってラインを出されないように。魚がしっかり持って行ってロッドが十分に曲がってからバットでアワセるようにしたら飛躍的にフッキング率もup。

それが正しいことを証明するかのようにアタって魚が持っていく時、気を抜いてると握ったラインが滑っちゃうことが時々あります。そんな時って大抵乗りません。

以来、ディスクドラグのリールならばティペットが切れない位にギチギチにドラグを締めています。
クリックのリールの時は不意のアタリも握ったランニングラインが滑らないようにキッチリ握ってます。その副産物としてラインテンションの変化を感じとりやすくなったため、感度がupしました。
今では「ゴン!」っとアタる直前2~3秒前に違和感を感じることもあります。


このブログをお読みの方は分かるかと思いますが、ホント去年・今年とここ2年ほどの釣果は自分でも驚くものがあります。魚とのコンタクトが増えたのも一因ですが、一番の要因はフッキング率のup。特にここ2年位、さらにフッキング率がupするようになりました!

と言うのも例のフッ素コートの針を使うようになってからです。
以前にも書きましたが今まで掛からない所に掛かるようになったんです。
フッキングのいい針は口の奥の方に刺さったり、口の硬いところに刺さったり。
今までは決まった所にしか刺さってなかったのがホント色んなところに刺さってくるようになりました。

それを見てからは「今までアタリだけで乗らなかったのは刺さらない針を使っていたからなんじゃ?」 と思うように。
今までスッポ抜けてたのは口の奥の方や硬いところに針先が当たって刺さらずに抜けてきたんだと・・・。
ちなみに丸飲みされて刺さることが飛躍的に増えました。フライパターン自体はそんなに関係ないかと思います。いかに今まで丸飲みされても刺さっていなかったかってことの表れだと思います。

以来、フッ素コートのフックを中心に刺さりのイイ針をあれこれ使ってみるうちにそれは確信に変わってきました。
魚がフライを銜えた最初の段階で針先が口の中のどこかに立っている!!!
だからこそラインを握って魚に出されないでその場でフッキングさせた方がいいんだと思います。
最初にテンションが強く掛かった時点でカエシを抜けてるのが理想なのかもしれません。

フライをもっとモグモグと口の奥に飲ませるってのは無理だと思っています。
しょせん偽物ですしラインテンションもかかっているんですから・・・。

その時の流れによるラインテンションによっては針にテンションがかけにくい時もありますが、そんな時こそ魚が持っていくまで十分待つのが大事です。
意外とロッドや手元には『グ~~~』なんてしっかりした重みを感じても魚は持って行ってないんです。たぶん自分より上をスイングしてきたフライを口にして水底にゆっくり戻ってるだけ。『パク、ス~~~』って感じで。なので下流には走ってないです。
魚の動きは釣り人が思っている以上にオバーな感じでロッドに表れます。
そこでアワセても乗りそうなアタリなのに実際は乗らないことが多いんです。たぶん魚が上流向いた状態だし、ラインテンションもかかりきってないから。



50cm後半とか60cm以上のクラスになるとしっかりラインを握ってるつもりでも引き出されることが多々ありますが、そのサイズ(重量?)になるとそれでも問題ないようです。
そのことから考えるに、海外のサーモンで何もしないってのが成立しやすいのはサイズ&重量があるからって感じもします。



あとは使っているシステムに応じても違う気がします。
今はあまり見かけないですがフルラインのスペイライン。
これはライン全体の重量がありますんで、しっかり握っときさえすれば意外とフッキングしやすいです。勝手にかかってたなんてことがよくあるのも特徴です。
ただそのライン重量ゆえにファイトが犠牲になります。どうしてもどこか鈍重なファイト感になってしまうのは否めません。

対して今時主流の軽めヘッド。
ランニングラインも細いんでしっかり待ってテンションをかけた方がイイので、慣れるまでは若干タイミング取りにくいです。
だけどファイトのダイレクト感はタマリマセン!

チョッと横道それますが、日本国内の本流の魚と遊ぶには今後さらなるライト化が進むでしょう。今や#6・#7位のツーハンドの番手なら大体の流れと魚をカバー出来ちゃいます。大型フライも問題なく投げられるし70cmクラスが来ても全然大丈夫です。
自分なんぞ今年使ったラインで一番重いのはヘッド重量24g。しかもそれ使ったのなんて数えるほどで、メインで使ってたのは18gくらいのヘッドでした。
ちなみにティップとかは付けてません。18gのヘッド単体での使用です。
そのライト化によってフッキング方法も昔と今で変わってきたのかもしれません。


話を戻します。
よく魚が反転してからアワセるって聞きますよね。魚が反転する前に、魚が上流を向いた状態で水平方向に引っ張るからスッポ抜けちゃうって。
その言葉自体は間違いじゃないです。だけど実際アワセを入れた時、フライは決して水平には動きません。
水中のラインの形状に従って斜め上に向かって動きます。
ってことは通常針先が下を向くウェットフライってのは魚が上流を向いた状態ではどうしてもフッキング悪いんです。
図解すればいいんですが面倒なんでイメージして下さい(笑)
キールならイイのかもしれませんが、あまり使ったことないんで分かりません。
刺さりのいい針を使って以来、魚の上あごに刺さったことってほぼありませんから間違いないでしょう。
上に刺さった時ってのがないワケじゃないですが、過去の経験をほじくり返すと凄く小さいソフトハックルを使った時が多いです。
小さくてバランス保ちにくいんで上や横を向いている時に食ったのかなってのが、自分のイメージとしてあります。



以前にも書いたような気がしますが、個人的にウェットの釣りの楽しさって大袈裟に言うとアタリ~フッキングまでが醍醐味の半分を占めてる位。
スイング中のあのアタリ。そしてそれをドキドキしながらフッキングさせるのって凄く面白いしこの釣りならではです。

昔はたまにトゥイッチしたりもしましたが、反応があってもアワセがトゥイッチと一緒になっちゃって、『釣った感』よりも『釣れっちゃった感』を強く感じるので今はほとんどやらなくなりました。ずっとトゥイッチしてるのって疲れるし(笑)
キャストして直ぐにリトリーブして誘ってた時もありましたが、上手にスイングさせればその方が良く釣れるし、何よりスイング時のアタリ&フッキングが面白いのでリトリーブもやらなくなりました。

ちなみにトゥイッチ時によくあるトゥイッチ~トゥイッチの間のアタリ。これも同じトゥイッチのリズムでアワセるより、アタったらトゥイッチのリズムを崩して我慢して持っていくまで待ってアワセた方が断然フッキング率いいです。ただそれまでリズミカルに継続していたトゥイッチを突然止めるのは至難の業。

スミマセン。また横道それました(笑)



何だかんだと書いてきましたが、要はしっかりライン握って持ってくまで待つ。オレはこれに限ります。
そしてそのために非常に重要なのが針先。
常にギンギンにしときましょう。石にチョッとでも擦れたら必ず確認しましょう。そして少しでも針先に疑問を感じたらタッチアップしましょう。それでも新品同様にならなければ即交換です。
アタリがあってもラインを握ってるスタイルでは特に重要です。
大きそうなアタリを乗せられなくて針先を見たら微妙だったなんてみんな経験してますよね?
テクニックどうこう以前に気を付けてさえいれば釣れてたかもしれません。分かっちゃいるけど毎回キッチリやるのはなかなか出来る事じゃありません。
オレも数え切れない程経験してるからこそ、今ではちょっとでも針先が微妙なら迷わず交換しちゃいます。
新品の針先で完璧なフッキングしたにもバレたなら悔しさはありますが諦めがつきます。


世の達人がたの釣りを見たり聞いたりしてると、その辺の当たり前のことをキッチリやられています。
しかもフッキングに関してもラインを握ってる派が意外と多いです。
もちろん色んなスタイルの達人がいますが、オレが知ってる国内のウェットの釣りでよく釣ってる"本物の"方々は握ってる派がかなり多いです。
中には海外のスチールヘッドなんかに行った時は握らないけど国内の釣りではしっかり握ってるって方も。
オレとは違うフッキングスタイルの方はシステムが違ってたり好みの針も違ってたりするから興味深いです。今後はそこ等へんのことも色々と見て考えていきたいと思います。



ここまで長々(ダラダラ?)とフッキング一つでこんだけ長く書けるんですよ。ホントはもっと細かいこともあるんだけど(笑)
奥が深いって言うか、いかにアタリ~フッキングまでが面白いかってことが分かると思います。。。




冒頭にも書きましたが、これはあくまでオレが今まで経験してきて辿り着いたオレ個人の手法です。
なので今後さらに変化していくかもしれません。
実際最近はアタリ方によってフッキングの方法を若干調整してアワセています。
イイのかどうかはまだ分かりませんが、今のとこ微妙に確率upはしています。

くどいようですが、色んなやり方がある中で自分が自信を持って出来る一番のフッキング方法。なので絶対的自信はあるけど決してこれだけが正解とも思っていません。
自分に合う合わないもあるでしょうし、ケースバイケースってのもあります。オレがまだ知らない何かもあるかもしれません。
それはフッキングに関してだけじゃなくキャスティングに関してもそう考えています。
そこんとこだけは誤解のないように・・・。



by camelhd | 2016-08-30 11:19 | 釣りネタ